ベネディクツス1世(読み)ベネディクツスいっせい(その他表記)Benedictus I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベネディクツス1世」の意味・わかりやすい解説

ベネディクツス1世
ベネディクツスいっせい
Benedictus I

[生]?. ローマ
[没]579.7.30. ローマ
ローマ出身の第62代教皇在位 575~579)。生涯に関する記録は少ない。574年7月のヨハネス3世(在位 561~574)の死後,まもなく教皇に選出されたと考えられるが,575年6月まで登位できず,ローマ教皇庁の教皇不在期間は約 11ヵ月間に及んだ。21人の司教叙階しており,叙階した助祭の一人はのちの教皇グレゴリウス1世(在位 590~604)である。また,サン・マルコ修道院のステファヌス院長に,ミントゥーロ近くのマッサ・ベネリスという土地を与えた。在位中は,ランゴバルド族による侵略があり,飢饉,伝染病,テベレ川氾濫も発生し,悲惨な時代であった。相次ぐ災禍の事後処理にあたっていたとき,ランゴバルド族にローマが包囲され,そのさなかに死亡した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む