ペダントリー(読み)ぺだんとりー(その他表記)pedantry

翻訳|pedantry

精選版 日本国語大辞典 「ペダントリー」の意味・読み・例文・類語

ペダントリー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] pedantry ) 知識教養をひけらかすこと。学者ぶること。知ったかぶり。衒学(げんがく)
    1. [初出の実例]「ペダントリイの縦横すべき日にあらざるなり」(出典:時勢に感あり(1890)〈北村透谷〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ペダントリー」の意味・わかりやすい解説

ペダントリー
ぺだんとりー
pedantry

知識や教養をひけらかすこと、学者ぶること、知ったかぶりをいう。衒学(げんがく)、衒学趣味。フランス語ではペダンチスムpédantisme。ペダンチックpedanticは形容詞形である。ペダントpedantは元来、教師をさしたことばであったが、教師のもつ一属性の気むずかしい頑固さや、知ったかぶりが強調されて、学問を鼻にかけ、気どって学者ぶったり、物知り顔をすることや、空理空論をぶって杓子定規(しゃくしじょうぎ)に規則にこだわる人を、ある種の悪意をもっていうことばとして用いられるようになった。

[宇田敏彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む