ペチェンガ鉱床(読み)ペチェンガこうしょう

最新 地学事典 「ペチェンガ鉱床」の解説

ペチェンガこうしょう
ペチェンガ鉱床

Pechenga deposits

ロシア,コラ半島西部の正マグマ性Ni・Cu硫化物鉱床群。延長70km, 幅3kmの帯状部に10鉱床が分布。鉱床は原生代初期の玄武岩質火山源堆積岩に貫入したシル状の斑れい岩-ウェールライト複合岩体群(1,988Ma, 各シルの厚さはほぼ200m)に伴う。硫化鉱物はシルの底部に濃集し,塊状・角礫状・鉱染状をなす。磁硫鉄鉱・ゲルスドルフ鉱・黄銅鉱と主とし,磁鉄鉱・斑銅鉱・針ニッケル鉱・白金鉱物を伴う。Ni/Cu比は約2.5。ロシアでノリリスクに次ぐニッケル・コバルト鉱床。鉱床は鉄ピクライト質マグマからの硫化物メルトの溶離により生成。

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