ペトロドボレツ(その他表記)Petrodvorets

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペトロドボレツ」の意味・わかりやすい解説

ペトロドボレツ
Petrodvorets

ロシア北西部,レニングラード州の都市。1944年までペテルゴフ Petergofサンクトペテルブルグ西郊フィンランド湾南岸に位置する港湾都市。18世紀初頭にピョートル1世のために建設されたピョートル宮殿 (通称,夏の宮殿) を中心として発展。美しい庭園と大噴水で知られる宮殿は第2次世界大戦で破壊されたが,戦後再建され,サンクトペテルブルグ市民の憩いの場所となっている。時計製造や宝石加工でも知られる。市名は「ピョートルの宮殿」の意。人口 7万7542 (2002) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ペトロドボレツ」の意味・わかりやすい解説

ペトロドボレツ
ぺとろどぼれつ
Петродворец/Petrodvorets

ロシア連邦北西部、レニングラード州、フィンランド湾に臨む観光都市。人口8万2000(1996)。サンクト・ペテルブルグの西郊にあり、1721年ピョートル大帝の夏の宮殿として建設された。その後、18~19世紀に、荒れた沼沢地に宮殿、庭園、噴水群が増設された。なかでも多数の噴水が著名で、大宮殿前面の「サムソン」と階段斜面の噴水群が知られているが、ほかに「ピラミッド」「アダム」など全部で16の噴水がある。第二次世界大戦で被害を受けたが、戦後復旧された。サンクト・ペテルブルグから遊覧船、バス、鉄道で行くことができる。時計工業と軽工業が行われる。市名は「ピョートルの宮殿」を意味する。1944年までペテルゴフПетергоф/Petergofといった。

[中村泰三]

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