ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホルムアルデヒド中毒」の意味・わかりやすい解説 ホルムアルデヒド中毒ホルムアルデヒドちゅうどくformaldehyde poisoning ホルムアルデヒドの 37%水溶液はホルマリンで,消毒,防腐に用いられている。ホルマリンを大量に経口摂取すると,ただちに激しい腹痛,吐き気,嘔吐,下痢が起る。続いて虚脱,昏睡,無尿をきたし,循環不全で死亡する。致死量は 60mlである。治療にはまず吐出させ,炭酸アンモニウムと2%炭酸水素ナトリウム液で胃洗浄を行い,ただちに活性炭を投与する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by