ホロン(その他表記)HOLON CO., LTD.

デジタル大辞泉 「ホロン」の意味・読み・例文・類語

ホロン(holon)

《〈ギリシャ〉holosから》部分でありながら全体としての機能性質をもち、全体と調和して機能する単位生物における器官など。1967年にA=ケストラー提唱。全体子。

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精選版 日本国語大辞典 「ホロン」の意味・読み・例文・類語

ホロン

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] holon もとは[ギリシア語] holos から ) 部分でありながら全体としての機能・性質をもち、全体と調和して機能する単位。生物における器官など。一九六七年にA=ケストラーが提唱。全体子。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「ホロン」の解説

ホロン

正式社名「株式会社ホロン」。英文社名「HOLON CO., LTD.」。精密機器製造業。昭和60年(1985)設立本社は埼玉県所沢市南永井。産業機械製造会社。半導体の回路寸法を電子ビームで測定する微小寸法測定装置を製造。シェアトップクラス。主力はマスク用測定装置。ウエハー用も手がける。JASDAQ上場。証券コード7748。

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世界大百科事典(旧版)内のホロンの言及

【ケストラー】より

…その後,《夢遊病者》(1959),《創造活動の理論》(1964)などで科学史・科学論の分野に進出,従来の要素還元主義的な科学のパラダイムを厳しく批判(《機械の中の幽霊》(1968)や《還元主義を超えて》(編,1969))。全体子(ホロンholon)という概念を提案して,新しい全体論を唱えるとともに,《偶然の本質》(1972),《サンバガエルの謎》(1973)などで,いわゆるニュー・エージ・サイエンスのきっかけをつくった。その全体論は遺作《ヤヌス》(1978,邦訳《ホロン革命》)に盛られている。…

※「ホロン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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