ホーコン7世(その他表記)Håkon Ⅶ

改訂新版 世界大百科事典 「ホーコン7世」の意味・わかりやすい解説

ホーコン[7世]
Håkon Ⅶ
生没年:1872-1957

ノルウェー王。在位1905-57年。デンマーク皇太子フレゼリク(のちの8世)の息子カールとして生まれるが,ノルウェーの独立に伴い,ホーコン7世としてノルウェー王に迎えられる。1940年4月9日ナチス・ドイツの電撃作戦を逃れて中部ノルウェーに脱出,6月7日閣僚とともにロンドン亡命(-1945)。大戦中ノルウェー人の対ナチス抵抗運動の精神的支柱となった。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホーコン7世」の意味・わかりやすい解説

ホーコン7世
ホーコンななせい
Haakon VII

[生]1872.8.3. シャロッテンルンド
[没]1957.9.21. オスロ
ノルウェー王 (在位 1905~57) 。デンマーク皇太子フレデリック (のちのフレデリック8世 ) の子カルルとして生れたが,ノルウェーのスウェーデンからの独立に際してノルウェー王として招請を受け (05) ,ホーコンと改名して戴冠。第2次世界大戦によってノルウェーがナチス・ドイツに占領されると,V.クビスリング傀儡 (かいらい) 政権への協力を拒否,ロンドンに亡命政権を組織,ノルウェーの反独レジスタンスを支援し,1945年オスロに帰った。

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20世紀西洋人名事典 「ホーコン7世」の解説

ホーコン7世
Hȧkon Ⅶ


1872 - 1957
ノルウェーの軍人
元・ノルウェー国王
別名カール。
デンマーク国王フリデリク8世の息子で、1896年イギリス国王エドワード7世の王女モードと結婚する。1905年ノルウェーのスウェーデンからの分離独立に伴い、国王に即位する。’14年第一次大戦では北欧諸国王と中立維持に努め、’40年ナチス・ドイツの侵入によってロンドンに亡命する。’45年ノルウェーの解放とともに帰国する。大戦中はノルウェー人の対ナチス抵抗運動の精神的支柱となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「ホーコン7世」の解説

ホーコン7世

生年月日:1872年8月3日
ノルウェー王(在位1905〜57)
1957年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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