ホープアイト

最新 地学事典 「ホープアイト」の解説

ホープアイト

hopeite

化学組成Zn3(PO4)2・4H2O,直方晶系,空間群Pmcn, 格子定数a1.836nm, b0.504, c1.064, 単位格子中4分子含む。扁平な板状~柱状結晶,房状~放射集合体,腎臓状の団塊・皮膜などの形で産出。劈開{001}完全,断口不規則,脆弱,硬度3~4,比重3.05。ガラス~真珠({001}劈開面)光沢,無色~灰白・淡黄色,透明~半透明,条痕白色。薄片中無色,屈折率α1.574~1.589, β1.582~1.598, γ1.582~1.599, 光学性負,光軸角小~37°,光分散r<v観察可能,{010}面の薄片上では累帯構造がみられる。パラホープアイトとは多形。希塩酸に易溶。異極鉱などとともに,亜鉛鉱床酸化帯に,また石灰洞中の化石骨鉱床中から産出。名称は英国のエジンバラ大学T.C.Hopeにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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