ボウナン族(読み)ボウナンぞく

百科事典マイペディア 「ボウナン族」の意味・わかりやすい解説

ボウナン(保安)族【ボウナンぞく】

中国,甘粛省の臨夏回族自治州(1956年成立)の〈保安三庄〉と通称される3ヵ村に集居する民族言語はモンゴル語系だが,現在は大部分漢語に通ずる。〈保安〉とは明代に軍事施設が設置された地名に由来し,自称も同じ。イスラム教を信仰し,かつて〈保安回回〉と称された。畑作農業主体に,牧畜手工業兼業。〈保安刀〉として知られる鍛冶技術を持つ。約1万1000人(1990)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む