ボットロプ(その他表記)Bottrop

デジタル大辞泉 「ボットロプ」の意味・読み・例文・類語

ボットロプ(Bottrop)

ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市ルール地方の工業都市で、19世紀後半より石炭採掘で発展。プロスペルハニエル炭坑は良質な無煙炭を産したが、2018年に閉山した。ボトロップ。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボットロプ」の意味・わかりやすい解説

ボットロプ
ぼっとろぷ
Bottrop

ドイツ西部、ノルトライン・ウェストファーレン州、ルール地方炭鉱都市人口12万0600(2000)。ルール地方の中心都市エッセン北西に隣接する。1870年以来石炭業がおこり、ポーランドからの労働者の流入が多かった。1950年代末より、石炭危機の影響を受け斜陽化している。市街地はエムシェル川の谷から北の斜面にかけて広がり、南部ライン・ヘルネ運河が通る。

[齋藤光格]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボットロプ」の意味・わかりやすい解説

ボットロプ
Bottrop

ドイツ西部,ノルトラインウェストファーレン州の都市。ルール工業地帯,エッセンの北北西約 10km,ライン=ヘルネ運河沿岸に位置する。古い歴史をもつが,19世紀中葉の炭田開発までは小さな町であった。石炭採掘およびコークス製造,化学金属機械工業などが盛ん。人口 11万7241(2010)。

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