ぼりぼり(読み)ボリボリ

デジタル大辞泉 「ぼりぼり」の意味・読み・例文・類語

ぼり‐ぼり

[副]
つめでひっかく音や、そのさまを表す語。「頭をぼりぼり(と)かく」
固いものをかみくだく音や、そのさまを表す語。「あめぼりぼり(と)かむ」
[類語](2がりっとかりっとかりかりがりがりばりばりぱりぱりぽりぽりこりこり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぼりぼり」の意味・読み・例文・類語

ぼり‐ぼり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 固い物をかじる音やそのさまを表わす語。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 爪や指で激しくひっかく音やそのさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「ボリボリ背を掻き乍ら」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android