イギリスの劇作家B・ジョンソンの喜劇。1606年初演。副題にあるように「きつね」を意味するボルポーネというベネチアの貴族が、いまにも死にそうだといううわさをばらまき、遺産目当てに集まってくる欲の皮の突っ張った連中(「はげたか」「とんび」など)から、逆に金品を巻き上げ、さらにはその一人「からす」の美しい若妻まで提供させようとする。このようなきわどい綱渡りを彼は召使い「はえ」の助けでやっているが、そのうちこの腹心に裏切られて、財産をさらわれそうになり、裁判官にいっさいを白状して、終身の刑に処せられる。人間の欲を苛烈(かれつ)に暴いた代表作の一つ。
[柴田稔彦]
『三神勲訳『世界文学大系14 ヴォルポーネ』(1974・筑摩書房)』
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の9月中 (9月後半) のことで,太陽の黄経が 210°に達した日 (太陽暦の 10月 23日か 24日) に始り,立冬 (11月7日か8日) の前日までの約 15日...