ボロゲセス3世(読み)ボロゲセスさんせい(その他表記)Vologases III

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボロゲセス3世」の意味・わかりやすい解説

ボロゲセス3世
ボロゲセスさんせい
Vologases III

[生]?
[没]192
古代イラン,アルサケス朝パルティア帝国の王 (在位 148~192) 。その治世前半同朝統一を回復したが,161年にカッパドキアシリアに侵入したため,161~165年,ローマ軍侵略招き,結局北部メソポタミアの割譲をもって和平を結んだ。以後,同朝は急速に衰退していく。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む