ボロロ族(読み)ボロロぞく(その他表記)Bororo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボロロ族」の意味・わかりやすい解説

ボロロ族
ボロロぞく
Bororo

ブラジル,マトグロッソ地帯北部に居住するラテンアメリカインディアンの一民族ジェー語系諸族に属する。以前はパラグアイ川の東,西の支流沿岸に居住し,ブラジルの先住民のなかで最大の民族であったが,白人侵略や流行病のため,今日の人口は 1000人未満と推定される。本来は半遊動民で,狩猟採集を主生業としたが,徐々に定住農耕を行うようになった。社会構造は年齢や性別による集団,親族集団に基づいている。地域内婚の傾向が強いが,社会階層は貴族,戦士,平民の3つに分れ,この階級内で婚姻していた。母系半族から成る村を形成し,交差いとこ婚による限定交換が行われる。一夫多妻もときに行われ,拡大家族が最小の社会的単位である。複雑な顔面塗飾の図柄で著名であり,C.レビ=ストロースによって象徴的図柄と社会構造との構造上の対応が明らかにされた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 レビ

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む