ポラン(その他表記)Paulhan, Jean

デジタル大辞泉 「ポラン」の意味・読み・例文・類語

ポラン(pollen)

花粉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポラン」の意味・わかりやすい解説

ポラン
Paulhan, Jean

[生]1884.12.2. ニーム
[没]1968.10.10. ボアシアベルトラン
フランスの批評家,小説家。パリ大学文学部卒業後,数年間マダガスカルに滞在。 1920~40年『NRF』誌に参加,編集長となる。第2次世界大戦中は対独レジスタンスに加わり『レットル・フランセーズ』 Les Lettres françaises誌を創刊 (1942) 。これらの文芸雑誌を中心に新人を発掘し,また寡作ながら密度の高い作品を発表して,フランス文壇に大きな影響を与えた。アカデミー・フランセーズ会員 (63) 。主著評論タルブの花』 Les Fleurs de Tarbes (41) ,『詩の鍵』 Clef de la poésie (44) ,小説『熱心な戦士』 Le Guerrier appliqué (17) 。ほかに『著作集』 (5巻,66~70) がある。

ポラン
Polin, Raymond

[生]1910.7.7. ブリアンソン
[没]2001.2.8. パリ
フランスの哲学者。エコール・ノルマル・シュペリュール (高等師範学校) を卒業。各地リセで教えたのち,1945年リール大学教授。バッファロー,コロンビア両大学客員教授。人間を自由な価値創造者としてとらえ,そこに現象学を適用した。主著『価値の創造』 La création des valeurs (1944) ,『一芸術としての幸福』 Le bonheur considéré comme l'un des beaux-arts (1965) 。

ポラン
Paulhan, Frédéric

[生]1856. ニーム
[没]1931. パリ
フランスの哲学者,心理学者。 T.リボーの弟子。ジャン・ポランの父。主著『性格』 Les caractères (1893) ,『創造の心理学』 Psychologie de l'invention (1900) 。

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