20世紀西洋人名事典 「ポールクローデル」の解説
ポール クローデル
Paul Claudel
1868.8.6 - 1955.2.23
フランスの詩人,劇作家,外交官。
元・駐日大使。
エーヌ県生まれ。
大蔵省地方官吏の息子として生まれる。姉はロダンの弟子の彫刻家。パリ大学を出た後、1890年外交官試験に合格し、米国・中国・日本などで駐在大使を歴任する。その間に多くの詩、戯曲を発表。実証主義や象微主義などの影響を受けながら、時間や空間を広げながら作品を作り上げた。日本滞在中は日仏文化交流に貢献する。1946年アカデミー・フランセーズ会員となる。主な作品として、「東方の認識」(1900年)、「五大賛歌」(’10年)、「マリアへのお告げ」(’12年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報