現代外国人名録2016 「ポールテイラー」の解説
ポール テイラー
Paul Belville Taylor
- 職業・肩書
- 舞踊家,振付師 ポール・テイラー・カンパニー主宰
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1930年7月29日
- 出生地
- ペンシルベニア州アレゲーニー郡
- 学歴
- シラキュース大学,ジュリアード音楽学校,メトロポリタン・バレエ学校,マーサ・グラハム現代ダンス学校
- 受賞
- デューク大学コネティカット・カレッジ名誉博士号〔1983年〕,シラキュース大学名誉博士号〔1986年〕,ニューヨーク州知事賞〔1987年〕
- 経歴
- 1952年ニューヨークに出てモダンダンスや振付を勉強。’53年振付師として「浮浪者バレエ」でデビュー。’54年自分の舞踊団ポール・テイラー・カンパニーを設立し、以来舞踊団の中心となって活発な活動を展開する。この間’55〜61年マーサ・グラハム舞踊団ソリストも務め、’56年以降世界各地で公演し、注目された。初期の前衛的作風から新古典主義、ユーモアのある風刺風のものまで様々な表現を開拓し、“テイラー・ダンス”と呼ばれる独自の舞踊を作り上げた。主な作品に「三つの墓碑銘」(’54年)、「塔」(’57年)、「オリオール」(’62年)、「スクドラマ」(’63年)、「レント」(’67年)、「チャーチヤード」(’69年)、「Fêtes」(’71年)、「アメリカン・ジェネシス」(’73年)、「エスプラナード」(’75年)、「ダスト」(’77年)、「エアーズ」(’78年)、「ナイトシェード」(’79年)、「サンセット」(’83年)、「ラスト・ルック」(’85年)、「スピンドリフト(波しぶき)」(’93年)、「月かずら」(’94年)、「Piazzolla Caldera」(’97年)、「Oh,You Kid!」(’99年)、「カスケード」(’99年)、「ドリーム・ガールズ」(2002年)などがある。自伝に「Private Domain」(1987年)。’66年初来日、’94年15年ぶりに来日公演。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報