オリオール(読み)おりおーる(その他表記)Vincent Auriol

デジタル大辞泉 「オリオール」の意味・読み・例文・類語

オリオール(Vincent Auriol)

[1884~1966]フランス政治家。第二次大戦中、レジスタンス運動に参加第四共和制初代(共和制第16代)大統領。在任1947~1954。→コティ

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精選版 日本国語大辞典 「オリオール」の意味・読み・例文・類語

オリオール

  1. ( Vincent Auriol バンサン━ ) フランスの政治家。社会党員として活躍。一九四七年から五四年まで第四共和制の初代大統領となる。(一八八四‐一九六六

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「オリオール」の意味・わかりやすい解説

オリオール
おりおーる
Vincent Auriol
(1884―1966)

フランスの政治家。弁護士出身。1914年以来社会党所属代議士を務め、党内きっての財政通と目された。1936年ブルム人民戦線内閣の蔵相として社会経済改革に努めたが、同年秋、平価切下げに追い込まれた。1937~1938年ショータン内閣の法相、1938年第二次ブルム内閣の国務相を務めた。1940年のフランス敗戦に際してペタン元帥への全権委任に反対投票して監禁されたが、地下抵抗運動に加わり、1943年ロンドンに逃れてドゴールに協力した。フランス解放後、敵の少ない人柄から制憲議会議長、ついで下院議長を務め、続いて第四共和制の初代大統領(在任1947~1954)としてかなりの実質的影響力を保持した。

[平瀬徹也]

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旺文社世界史事典 三訂版 「オリオール」の解説

オリオール
Vincent Auriol

1884〜1966
フランスの政治家
社会党に属し,財政通で,レオン=ブルム人民戦線内閣の蔵相(在任1936〜37)。その後3回入閣。1940年ドイツの占領下レジスタンス運動に従い,のちロンドンに赴き,ド=ゴール将軍とともに帰国。1947年から53年まで第四共和政の初代大統領。

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