デジタル大辞泉 「マイメンシン」の意味・読み・例文・類語 マイメンシン(Mymensingh) バングラデシュ北部の都市。首都ダッカの北約120キロメートル、ブラマプトラ川旧流沿いに位置する。英国統治時代の旧称ナシラーバード。古くからアッサム地方の中心地の一つであり、交通の要地、また物資の集散地として発展。分離前はヒンズー教徒が多かったが、現在はイスラム教徒が多い。モエモンシンホ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「マイメンシン」の意味・わかりやすい解説 マイメンシンまいめんしんMymensingh バングラデシュ中北部、マイメンシン県の県都。旧称ナシーラバードNasirabad。人口34万0500(2003推計)。ブラマプトラ川の旧流沿いに位置し、古くから一帯の物資の集散地として栄えてきた。ヒンドゥー教徒が多かったが、同国が東パキスタンとしてインドより分離後、イスラム教徒が大半を占めるようになった。同国唯一の総合農科大学がある。[桐生 稔] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マイメンシン」の意味・わかりやすい解説 マイメンシンMymensingh バングラデシュ北部,ダッカ州の都市。ダッカ北方約 115km,オールドブラマプトラ川沿いに位置。イギリス統治時代はナシラーバード Nasirabadと呼ばれ,ガラス製の腕輪の産地として知られた。現在は米,ジュート,サトウキビなどの集散のほか綿織物,製糖業が盛ん。農科大学,ダッカ大学のカレッジがある。人口 18万 5517 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報