マクロキスチス(その他表記)Macrocystis pyrifera; giant kelp

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マクロキスチス」の意味・わかりやすい解説

マクロキスチス
Macrocystis pyrifera; giant kelp

褐藻類コンブ目レッソニア科の海藻。本種はアラスカから北メキシコにいたる太平洋岸と赤道を越えて北部ペルーからホーン岬までの南アメリカ西岸および南極を取巻いてフエゴ島から南アフリカマダガスカルニュージーランドにかけて産する。海藻類のこのような分布は他にないため特異である。現存の海藻中最大のもので,主軸の長さ 60m,太さは数 cmになる。主軸は下端の仮根で海底岩石に固着し,初め二叉状に,次いで総状に分枝して多数の葉をつける。各葉の基部に気胞があるので,藻体の上部は浮んで長く水面に広げられている。この藻体はアルギン酸の原料となるが,その産出のほとんどがカリフォルニアである。なお,中部カリフォルニアに小型で長さ 8mの M. integrifoliaが知られている。

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