マグヌス4世(読み)マグヌスよんせい(その他表記)Magnus IV Erlingsson

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マグヌス4世」の意味・わかりやすい解説

マグヌス4世
マグヌスよんせい
Magnus IV Erlingsson

[生]1156
[没]1184.6.15. ソグネフィヨルド
ノルウェー王 (在位 1161~84) 。5世とも数えられる。シーグル1世 (エルサレム巡礼者王) の娘クリスティナと豪族エーリング・スカッケの子。ノルウェーの2人の王インイェとハーコン内乱で敗死したインイェ王の陣営の豪族たちによってわずか5歳で王に選出された。シーグル1世の子ホーコン2世との戦い,数多くの王位要求者との内乱,デンマーク王との争いなど,すべて父エーリングの力で勝ち抜いたが,ビイケベイネル (しらかばの脚) と呼ばれるテーレマルク地方を中心とする武装農民の反乱に悩まされ,多くの勝利にもかかわらず,1179年彼ら農民と結んだスベッリ・シグルソンに敗れ,デンマークへ亡命再起をはかったがソグネフィヨルドの海戦で敗死した。

マグヌス4世[ノルウェー王]
マグヌスよんせい[ノルウェーおう]

「マグヌス3世」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む