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結構 ケッコウ

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デジタル大辞泉の解説

けっ‐こう【結構】

[名](スル)
全体の構造や組み立てを考えること。また、その構造や組み立て。構成。「布置結構
「法則を設けて物語を―するは」〈逍遥小説神髄
もくろみ。計画。
「基房亡(ほろぼ)すべき―にて候ふなり」〈平家・三〉
したく。用意。
「お斎(とき)を下されうずると有る程に、畏ったと云ひて参れば、中々―を取り調へて」〈虎明狂・宗論
トラス
[形動][文][ナリ]
すぐれていて欠点がないさま。「結構な眺め」「結構なお点前(てまえ)」「結構な御身分」
それでよいさま。満足なさま。「お値段はいくらでも結構です」「サインで結構です」
それ以上必要としないさま。「もう結構です」
気だてがよいさま。
「一つ汲んで下されと、下々にも―に詞(ことば)遣ひて」〈浮・禁短気・二〉
[副]完全ではないが、それなりに十分であるさま。「子供でも結構役に立つ」「結構おもしろい」
[アクセント]はケッコーッコー。

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大辞林 第三版の解説

けっこう【結構】

[0][3] ( 名 ) スル
物を組み立てて、一つのまとまった組織・構造物・文章などを作り上げること。組み立て。構え。構成。 「文章の-を考える」 「凡百学術の相組織-する所以を論述せむと/明六雑誌 22
特に、善美を尽くして物を作ること。また、そのもの。 「 -を尽くした邸宅」
計画。企て。もくろみ。 「ひとへに基房滅ぼすべき-にて候也/平家 3
準備。用意。したく。 「さして-するとはおぼえず候ひしかども/御伽草子・三人法師」
[1] ( 形動 ) [文] ナリ 
〔結構が見事であるという意から〕
すばらしくて難点がないさま。 「 -な話」 「 -な出来栄え」 「 -なものをありがとう」
満足できる状態であるさま。その状態で十分であるさま。 「お元気そうで-ですね」 「その服装で-だ」
それ以上を必要としないさま。十分。 「もう-です」
気立てのよいさま。お人好し。 「扨も扨も-な伯父ご様ぢや/狂言・止動方角 虎寛本
[1] ( 副 )
予想に反して、適度に満足がゆくさま。 「 -役に立つ」 「 -おいしい」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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