ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マジョラム」の意味・わかりやすい解説 マジョラムOriganum majorana; annual marjoram; garden marjoram; sweet marjoram; knotted marjoram マヨラナともいう。シソ科の多年草で,北アフリカから地中海沿岸,西南アジアに分布。耐寒性が低いため,日本では一年草として栽培されることが多い。葉は卵形で対生,花冠はごく小さく2唇形で,上唇は2裂,下唇は3裂し,総状または円錐花序を形成する。花色は白色のほか,ピンク色や紫色もある。草丈は約 50cm。ハーブとして利用され,特にギリシアでは重要な香辛野菜として茎葉が肉料理などに使われる。ほかに茶やポプリにも利用できる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by