デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「マストリリ」の解説 マストリリ Mastrilli, Marcello Francisco 1603-1637 イタリアの宣教師。1603年9月14日生まれ。イエズス会士。マニラから琉球(りゅうきゅう)をへて,寛永14年薩摩(さつま)(鹿児島県)に上陸。日向(ひゅうが)(宮崎県)で捕らえられ長崎におくられる。拷問(ごうもん)のうえ,同年8月29日斬首(ざんしゅ)された。34歳。ナポリ出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
朝日日本歴史人物事典 「マストリリ」の解説 マストリリ 没年:寛永14.8.29(1637.10.17) 生年:1603 江戸前期のイタリア人イエズス会宣教師,殉教者。ナポリ出身。1618年イエズス会入会。単身,キリシタン迫害下の日本での宣教を決心して渡航を企て,1637年マニラを出発。琉球を経て,寛永14(1637)年薩摩(鹿児島県)に上陸。日向で捕らえられ,長崎にて穴吊しののち,斬首される。 (宮崎賢太郎) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報