マチューリン(その他表記)Charles Robert Maturin

改訂新版 世界大百科事典 「マチューリン」の意味・わかりやすい解説

マチューリン
Charles Robert Maturin
生没年:1782-1824

アイルランド生れの小説家,劇作家。ダブリンのトリニティ・カレッジを卒業し,牧師となる。1807年に小説を発表して以来,多くの小説や劇作品を書き,W.スコットなどに認められる。悲劇《バートラム》(1816)は成功した。最大の傑作は《放浪者メルモス》(1820)で,イギリスのゴシック・ロマンスの掉尾(とうび)を飾り,多くの人に賞賛され,バルザックの初期作品にも影響を与えた。
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百科事典マイペディア 「マチューリン」の意味・わかりやすい解説

マチューリン

アイルランドの小説家,劇作家。ダブリンで生まれ,教区牧師を務めながら悲劇《バートラム》を成功させるが,生涯の大半を窮乏のうちに過ごす。代表作《放浪者メルモス》(1820年)は,悪魔に魂を売った男の時空を超えた彷徨を複雑な入れ子構造で描いたもので,バルザックらの高い賞賛を得て,ゴシック・ロマンスの最高作と目されている。

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