まやかし(読み)マヤカシ

精選版 日本国語大辞典 「まやかし」の意味・読み・例文・類語

まやかし

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「まやかす」の連用形名詞化 )
  2. ごまかすこと。また、そのもの。にせもの。まやかしもの。
    1. [初出の実例]「どうせ年中まやかしで、此世を送る仲買金七」(出典:合巻・爰佃天網島(1828))
  3. 手品奇術
    1. [初出の実例]「十二本あっちあ手妻(マヤカシ)でも為るやうだ」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android