マラリア病原虫(読み)マラリアビョウゲンチュウ

デジタル大辞泉 「マラリア病原虫」の意味・読み・例文・類語

マラリア‐びょうげんちゅう〔‐ビヤウゲンチユウ〕【マラリア病原虫】

胞子虫綱コクシジウム目プラスモジウム属の原生動物一群マラリア病原体。蚊の体内胞子が形成され、媒介されて動物の赤血球内で分裂・繁殖する。熱帯・亜熱帯地方に広く分布し、人間には三日熱・卵形・四日熱・熱帯熱マラリア病原虫の四種が寄生する。プラスモジウム。マラリア原虫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「マラリア病原虫」の意味・読み・例文・類語

マラリア‐びょうげんちゅう‥ビャウゲンチュウ【マラリア病原虫】

  1. 〘 名詞 〙 プラスモディウム科の原生動物。マラリアを起こす病原虫で、人に寄生するものに三日熱・四日熱・熱帯熱・卵形原虫の四種類があり、その種類によって病型熱型が異なる。ハマダラカ(アノフェレス属)類によって媒介される。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android