20世紀西洋人名事典 「マリーノエル」の解説
マリー ノエル
Marie Noël
1883.2.16 - 1967.12.23
フランスの詩人。
オセール生まれ。
本名マリー ルジェー。
中世以後の民謡のリズムを活かし、分かりやすい言葉、形式による親しみやすく、美しさでたびたび聖歌に比較される程の、叙情的で純粋な詩を書く。アカデミー・ロンサール会員であり、1966年にはパリ市とアカデミー・フランセーズの2つの大賞を受けた。主な作品に処女詩集「歌曲と時間」(’20年)、「秋の歌と賛歌」(’47年)、「内面の手記」(’59年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報