マルケルス2世(読み)マルケルスにせい(その他表記)Marcellus II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マルケルス2世」の意味・わかりやすい解説

マルケルス2世
マルケルスにせい
Marcellus II

[生]1501.5.6. トスカナ,モンテプルチアーノ
[没]1555.5.1. ローマ
トスカナ出身の第222代教皇在位 1555.4.~5.)。本名 Marcello Cervini。近世において,登位後も洗礼名を使い続けた数少ない教皇の一人。1539年に教皇パウルス3世(在位 1534~49)によって枢機卿(→カーディナル)に叙され,そのもとで数々の政治と聖職職務をこなした。1545年には,のちに教皇ユリウス3世(在位 1550~55)となる大司教ジョバンニ・マリア・チオッキ・デル・モンテおよび大司教レジナルド・ポールとともに,トリエント公会議議長を務めた。教会改革の指導者となるはずだったが,登位後わずか 1ヵ月弱で死去した。

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367日誕生日大事典 「マルケルス2世」の解説

マルケルス2世

生年月日:1501年5月6日
教皇(在位1555..4.10〜5.1)教会改革の指導者の一人
1555年没

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