デジタル大辞泉 の解説 マルチメッセンジャー‐てんもんがく【マルチメッセンジャー天文学】 従来の電磁波(可視光・電波・X線・γガンマ線)を用いた観測に、新たに重力波やニュートリノなどの観測を加え、それぞれの利点を補うことで未知の天体や天体現象を解明する観測手法。ガンマ線バースト、高速電波バースト、連星パルサーや連星ブラックホールの合体をはじめ、極めて短時間に起こる天文現象の源の位置決定を確実にするほか、それら天文現象の多角的な解釈に役立つ。マルチメッセンジャー観測。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例