マルティンバス諸島(読み)マルティンバスショトウ

デジタル大辞泉 「マルティンバス諸島」の意味・読み・例文・類語

マルティンバス‐しょとう〔‐シヨタウ〕【マルティンバス諸島】

Ilhas de Martim Vaz》南大西洋にあるブラジル領の諸島エスピリトサント州に属し、州都ビトリアの東約1200キロメートルに位置する。三つ小島からなる火山島で、ブラジル海軍および研究者が滞在する。また、西約50キロメートルに無人のトリンダーデ島がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マルティンバス諸島」の意味・わかりやすい解説

マルティン・バス諸島
まるてぃんばすしょとう
Ilhas de Martin Vaz

ブラジル南東部のエスピリト・サント州の海岸から東方へ約1200キロメートル隔てた南緯20度30分、西経28度52分の南大西洋にある諸島。約2.5キロメートルの範囲にほぼ南北に並ぶ三つの小島からなり、総面積は2.5平方キロメートル。ブラジル海盆の約5000メートルの深海から突出した古い火山島で、西方50キロメートルにあるトリンダデ島(面積8.2平方キロメートル)とともにブラジルが領有する無人島である。

[松本栄次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android