20世紀西洋人名事典 「マークブリッツスタイン」の解説
マーク ブリッツスタイン
Marc Blitzstein
1905.3.2 - 1964.1.22
米国の作曲家。
フィラデルフィア生まれ。
両親はユダヤ系ロシア人でペンシルヴァニア大学でピアノとオルガンを、カーティス音楽学校で作曲を学んだ。1926年に渡欧、ベルリンでシェーンベルクに作曲を学び、帰国後ニューヨークで教え、作曲家としても活躍した。社会主義的オペラの影響を受けて「ゆりかごは揺れる」(’36年)を台本共に作曲し、「答はノー」(’40年)の初演は翌年で好評を博した。ジャズなどのイディオムを用いた他の主な作品としてはラジオ劇「調子があった」(’37年)、オペラ「レジーナ」(’48年)などがある。バーンスタインに影響を与えた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報