デジタル大辞泉 「ミッチーナ」の意味・読み・例文・類語 ミッチーナ(Myitkyina) ミャンマー北部の都市。カチン州の州都。イラワジ川沿いに位置し、中国との国境に近い。ジンポー族のほか、カチン族と総称される山岳少数民族が多く居住する。第二次大戦中、日本軍が占領したビルマ公路に代わり、中国国民党への物資補給のために連合軍が建設したリド公路の要衝となった。ミッチーナー。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミッチーナ」の意味・わかりやすい解説 ミッチーナみっちーなMyitkyina ミャンマー(ビルマ)北部、カチン州の州都。イラワディ川上流右岸に位置し、中国国境に近い。人口7万4200(2003推計)。イラワディ川汽船航路、マンダレーからの鉄道の終点である。第二次世界大戦中に建設されたインドのレドを起点とする道路は、この町を通り南のバモーに達する。州内の産物の集散地で、中国との貿易も行われる。毎年1月、3日間にわたるマナオ祭は、精霊ナットの祭礼で、多数の山岳民族が集まる。近くにピダウン野生動物保護区がある。[酒井敏明] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例