ミャンマーの政変

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ミャンマーの政変

1941年に結成した「ビルマ独立義勇軍」を起源とする国軍が62年に全権掌握。以降、軍政を敷いてきた。長井さんは2007年、ガソリン値上げを機に不満が爆発して起きた反政府デモを取材中に銃撃死した。16、20年の総選挙で民主派指導者アウンサンスーチー氏の国民民主連盟(NLD)が圧勝し政権運営を担ったが、国軍は21年のクーデター実権奪取。同氏は拘束され、有罪判決を受けた。人権団体「政治犯支援協会」によると、弾圧による死者は約4300人に上る。国軍は少数民族武装勢力と戦闘を繰り広げ、今年1月に中国の仲介停戦合意した。

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