現代外国人名録2016 「ミロスフォアマン」の解説
ミロス フォアマン
Milos Forman
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1932年2月18日
- 出生地
- チェコスロバキア・チャースラフ(チェコ)
- 本名
- フォルマン,ヤン・トマーシュ
- 別名
- チェコ名=フォルマン,ミロシュ〈Forman,Miloš〉
- 学歴
- プラハ国立映画学校卒
- 受賞
- アカデミー賞監督賞(第48回・57回)〔1975年・1984年〕「カッコーの巣の上で」「アマデウス」,カンヌ国際映画祭国際審査員賞(第24回)〔1971年〕「パパ ずれてるゥ!」,ゴールデン・グローブ賞監督賞(第33回・42回,1975年度・1984年度)「カッコーの巣の上で」「アマデウス」,セザール賞〔1985年〕「アマデウス」,ゴールデン・グローブ賞監督賞(第54回,1996年度)「ラリー・フリント」,ベルリン国際映画祭金熊賞(第47回)〔1997年〕「ラリー・フリント」,ベルリン国際映画祭監督賞(第50回)〔2000年〕「マン・オン・ザ・ムーン」,東京国際映画祭黒沢明賞(第3回)〔2006年〕,DGA生涯功労賞〔2013年〕
- 経歴
- 10代の頃から学校演劇の演出などに才能を見せ、1951年プラハの国立映画学校に入学。在学中にシナリオと演出技術を学ぶ。’63年16ミリの短編ドキュメンタリーを発表後、長編デビュー作「ブラック・ピーター」を発表。’65年の「ブロンドの恋」と’67年の「消防士の舞踏会」がアカデミー賞の外国映画賞にノミネートされ、チェコ映画の鬼才として知られるようになる。’69年プラハの政変を機に渡米、’71年「パパ ずれてるゥ!」で米国映画界にデビュー。’75年「カッコーの巣の上で」はアカデミー賞監督賞をはじめ、主要5部門を独占。’84年には出国後初めてチェコで撮影した「アマデウス」で再びアカデミー賞を受賞(8部門)し、不動の名声を確立。他の作品に「ヘアー」(’79年)、「ラグタイム」(’81年)、「ラリー・フリント」(’96年)、「マン・オン・ザ・ムーン」(’99年)、「宮廷画家ゴヤは見た」(2006年)など。1979年にコロンビア大学映画部教授になり、同時に米国の市民権を得る。2013年全米監督組合(DGA)より生涯功労賞を授与される。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報