ムサラ山(読み)ムサラサン

デジタル大辞泉 「ムサラ山」の意味・読み・例文・類語

ムサラ‐さん【ムサラ山】

MusalaМусалаブルガリア南西部、ロドピ山脈の山。同国およびバルカン半島最高峰。標高2925メートル。イクスル川、マリーツァ川メスタ川源流がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムサラ山」の意味・わかりやすい解説

ムサラ山
ムサラさん
Musala

ブルガリア西部,ソフィアの南南東約 50kmにある山。リラ山脈東部に位置し,バルカン半島における最高峰 (2925m) 。西側はベリイスカル川の峡谷で切立っているが,南側は広い尾根が広がり,格好の牧羊地となっている。地質学的には花崗岩から成り,その間に花崗斑岩が貫入。大部分がアルプス植物相に属する。頂上に高山気象測候所がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ムサラ山」の意味・わかりやすい解説

ムサラ山
むさらさん
Musala

ブルガリア南西部、ロドピ山脈北西のリラ・プラニナ山脈に位置する山。標高2925メートル。ブルガリアの最高峰でバルカン半島の最高峰でもある。南には最高点2915メートルのピリン・プラニナ山脈が走る。

[三井嘉都夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android