ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムシロガイ」の意味・わかりやすい解説
ムシロガイ
Nassarius livescens
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軟体動物門腹足綱オリイレヨフバイ科の巻き貝。陸奥(むつ)湾から九州までの日本全国、および熱帯西太平洋海域に分布し、潮間帯から水深10メートルの砂泥底に普通にすむ。殻高20ミリメートル、殻径12ミリメートルに達し、卵円錐(えんすい)形。殻は堅固で殻表には縦肋(じゅうろく)が20本内外あり、それと螺肋(らろく)が交わって丸い結節の並んだ筵(むしろ)状の彫刻になる。暗黄白色の地に1本の白帯を巡らす。殻口は成貝では丸くて白色。体層上に滑層が広がる。殻口外唇内壁には鋭い螺肋がある。腐肉食性。本種によく似たアラムシロガイHinia festivaは殻表の結節が少なく、殻頂がとがる。また、後足の突起はムシロガイは2本あるが、アラムシロガイでは1本である。
[奥谷喬司]
地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...
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