ムテサ2世(読み)ムテサにせい(その他表記)Mutesa II; Edward Frederic Mutesa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムテサ2世」の意味・わかりやすい解説

ムテサ2世
ムテサにせい
Mutesa II; Edward Frederic Mutesa

[生]1924.11.19. カンパラ
[没]1969.11.21. ロンドン
ブガンダ王国 (ウガンダ内の一王国) のカバカ (王。在位 1939~53,55~66) 。 1939年 11月父王死去に伴い 15歳で王位継承,42年成年に達し正式に即位。 45年マケレレ大学 (ウガンダ) を経て,イギリスケンブリッジ大学留学。 63年 10月共和国への移行により国内4国王交代の大統領制がとられ初代大統領に就任した。しかし 66年2~3月の政変で M.オボテ首相によって解任され,さらに5月中央政府軍の王宮襲撃を受けるにいたって,ブルンジ経由でイギリスに亡命。同地で客死した。

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20世紀西洋人名事典 「ムテサ2世」の解説

ムテサ2世
King Edward Frederick Mutesa Ⅱ


1924 - 1969
ウガンダの政治家
元・ウガンダ大統領。
ウガンダのブガンダ王国最後の国王。マケレレ大学在学中、王位を継承したが、引き続きケンブリッジ大学に留学する。1953年イギリスによって王位を剥奪されロンドンに追放。’62年ウガンダ独立後、初代大統領。’66年改憲によりオポテ首相が全権を握り、ムテサⅡ世はロンドンに亡命。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「ムテサ2世」の解説

ムテサ2世

生年月日:1924年11月19日
ウガンダ王国の国王,初代大統領
1969年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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