メシチルオキシド

化学辞典 第2版 「メシチルオキシド」の解説

メシチルオキシド
メシチルオキシド
mesityl oxide

4-methyl-3-penten-2-one.C6H10O(98.15).(CH3)2CCHCOCH3.イソプロピリデンアセトンともいう.アセトンに硫酸を作用させるか,イソブチレン臭化アルミニウム触媒にして塩化アセチルを作用させると得られる.ハッカに似た香りをもつ液体.融点-52.8 ℃,沸点130 ℃.0.8510.1.4484.水に微溶,有機溶媒に易溶.溶解力が強く,ニトロセルロース,ビニル樹脂,ポリスチレン,ネオプレンゴムなどの溶剤に用いられる.[CAS 141-79-7]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メシチルオキシド」の意味・わかりやすい解説

メシチルオキシド
mesityl oxide

沸点 130℃の油状液体。水にかなり溶け,多くの有機溶媒と混り合う。アセトンの縮合によって合成され,硝酸セルロース,ゴム,ビニル樹脂などの溶剤として塗料製造に用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む