臭化アルミニウム(読み)シュウカアルミニウム

化学辞典 第2版 「臭化アルミニウム」の解説

臭化アルミニウム
シュウカアルミニウム
aluminium bromide

AlBr3(266.69).アルミニウムを加熱して臭素を通じると得られる.無色の葉状晶.密度3.21 g cm-3.融点97.5 ℃,沸点263.3 ℃.昇華すると二量体Al2Br6になる.水とはげしく反応して臭化水素を生じ,溶液は微酸性を呈する.潮解性が強く,空気中では湿気により加水分解して白煙を発し,表面に水酸化アルミニウムの白粉を生じる.六水和物は無~黄色の針状晶.潮解性で,密度2.54 g cm-3.融点93 ℃.135 ℃ で分解する.冷水,エタノールに可溶.温水では分解する.有機合成の触媒として用いられる.[CAS 7727-15-3:AlBr3][CAS 7784-11-4:AlBr3・6H2O]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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