イソブチレン(読み)いそぶちれん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イソブチレン」の意味・わかりやすい解説

イソブチレン
isobutylene

2-メチルプロピレンともいう。化学式 (CH3)2C=CH2 。石油分解ガスに含まれる。オレフィン特有の臭いのある液化しやすい無色気体。沸点-6.9℃。石油分解ガスからの分離か,イソブタンの脱水素で得られる。重合によりイソオクタンまたは合成ガソリン,イソプレンとの共重合によりブチルゴムハロゲン化水素付加によりハロゲン化アルキルが製造される。最近は空気酸化により合成樹脂原料のメタアクリル酸も製造される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イソブチレン」の意味・わかりやすい解説

イソブチレン
いそぶちれん

ブチレン

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例