メチルレッド

デジタル大辞泉 「メチルレッド」の意味・読み・例文・類語

メチルレッド(〈ドイツ〉Methylred)

酸塩基指示薬の一。暗紫色結晶酸性溶液中で赤色アルカリ性溶液中で黄色を呈する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「メチルレッド」の意味・読み・例文・類語

メチル‐レッド

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] methyl red ) 赤~紫色の結晶。化学式は C15H15N3O2 酸塩基指示薬の一つ。酸性側で赤、塩基性側で黄色。変色域は pH4.4~6.2 塩素酸化をうけ無色になるため、塩素検出にも用いられる。MR と略記される。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「メチルレッド」の意味・わかりやすい解説

メチルレッド

アゾ染料一種。暗紫色の結晶。水に難溶,アルコールに可溶。酸塩基指示薬の一つとして重要。酸性で紫紅色,塩基性および中性で淡黄色を示す(変色域はpH4.4〜6.2)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android