メピリゾール

化学辞典 第2版 「メピリゾール」の解説

メピリゾール
メピリゾール
mepirizole

4-methoxy-2-(5-methoxy-3-methyl-1H-pyrazol-1-yl)-6-methylpyrimidine.C11H14N4O2(234.25).エピリゾールともいう.2-ヒドラジノ-4-メトキシ-6-メチルピリミジンとアセト酢酸エチルを脱水縮合させたのち,硫酸ジメチルメチル化すると得られる.白色ないし淡黄色の結晶.特異臭と苦味をもつ.融点90~92 ℃.エタノールアセトンに易溶,水,エーテルに微溶.腰痛,関節炎,神経痛などに非ステロイド系抗炎症鎮痛薬として,経口投与される.LD50 1022 mg/kg(マウス,経口).[CAS 18694-40-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android