メルギブソン(その他表記)Mel Gibson

現代外国人名録2016 「メルギブソン」の解説

メル ギブソン
Mel Gibson

職業・肩書
俳優,映画監督

国籍
オーストラリア

生年月日
1956年1月3日

出生地
米国ニューヨーク州ピークスキル

学歴
シドニー国立演劇学校

受賞
アカデミー賞作品賞・監督賞(第68回,1995年度)〔1996年〕「ブレイブハート」,サミー賞主演男優賞・新人賞〔1979年〕「ティム」,D.W.グリフィス賞功労賞(第78回,1995年度),ゴールデン・グローブ賞監督賞(第53回,1995年度)〔1996年〕「ブレイブハート」,ピープルズ・チョイス・アワード(映画俳優部門,第27回)〔2001年〕

経歴
子供の頃から映画狂だった。1968年父の事業が失敗しオーストラリアに移住。高校卒業後、シドニー国立演劇学校で奨学金を受けながら演技を勉強。’78年在学中に作った「メル・ギブソンの青春グラフティ」で映画デビュー。’79年「マッドマックス」で主役を演じ、“スティーブ・マックィーンの再来”と騒がれ、シリーズ化される。同年「ティム」ではオーストラリアのアカデミー賞ともいえるサミー賞の主演男優賞、新人賞を受賞。’81年の「誓い」はオーストラリア映画史上最高のヒット作になる。その後、ハリウッドへ渡り、第1作「ザ・リバー」(’84年)で国際的スターとなり、「リーサル・ウェポン」シリーズ(’87〜98年)の刑事リッグス役でアクションスターの地位確立。’98年の「リーサル・ウェポン4」では当時ハリウッド史上最高の34億4500万円のギャラを獲得。他の出演作に「危険な年」(’82年)、「燃えつきるまで」(’85年)、「バード・オン・ワイヤー」(’89年)、「ハムレット」(フランコ・ゼッフィレッリ監督)「エア★アメリカ」(’90年)、「フォーエヴァーヤング/時を超えた告白」(’92年)、「マーヴェリック」(’94年)、「身代金」(’96年)、「陰謀セオリー」(’97年)、「ペイ・バック」(’99年)、「ハート・オブ・ウーマン」「ミリオンダラー・ホテル」(’99年)、「パトリオット」(2000年)、「ワンス・アンド・フォーエバー」「サイン」(2002年)など。一方、1993年「顔のない天使」で監督デビュー(主演も)。’95年2作目の「ブレイブ・ハート」(製作も)でアカデミー賞作品賞・監督賞を受賞。他の監督作品に「パッション」(製作・脚本も,2004年)、「アポカリプト」(製作・脚本も,2006年)がある。熱心なカトリック教徒として知られる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「メルギブソン」の解説

メル ギブソン
Mel Gibson


1956.1.3 -
俳優。
ニューヨーク市生まれ。
父の事業の失敗により一家でオーストラリアに移住。シドニーの国立演劇学校で学び、1978年映画デビュー、続いて「マッドマックス」で主役マックスを演じ、スティーブ・マックィーンの再来などと騒がれ、’79年「Tim」ではサミー賞主演男優賞、新人賞を受賞。以後、「マッドマックス」シリーズのほか、シリアスなアクションもこなせる人気スターとしてアメリカ映画で活躍。作品はほかにオーストラリア映画史上最高のヒット作「誓い」(’81年)など。妻との間に一女がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「メルギブソン」の解説

メル ギブソン

生年月日:1956年1月3日
オーストラリアの俳優;映画監督

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android