改訂新版 世界大百科事典 「ヤスデモドキ」の意味・わかりやすい解説
ヤスデモドキ (擬馬陸)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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節足動物門少脚(しょうきゃく)類(綱)Pauropodaの陸生動物の総称。森林などの腐植土中に生息している微小な動物で、普通、体長2ミリメートル以下。体表は薄いキチン質の外骨格に覆われ、頭と胴が区別される。胴は11または12節で、ほとんどの種類は9対の歩肢がある。いわゆる多足類のなかで、歩肢が少ないので少脚類といわれる。触角は1対あるが、陸上の触角動物としては特異な形をしており、4~6節の基節の先は二叉(にさ)し、その1枝はさらに二叉して、その分岐部に球状体とよぶ感覚器がある。世界に約360種、日本に5種が知られており、代表的な種類はニワヤスデモドキ(別名ニワムシ)がある。人間生活と直接の利害はまったくない。
[篠原圭三郎]
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