最新 世界スポーツ人名事典 「ユップハインケス」の解説
ユップ ハインケス
Jupp Heynckes
サッカー
生年月日:1945年5月9日
国籍:ドイツ
出生地:ノルトライン・ウエストファーレン州メンヘングラートバッハ
別名等:本名=Josef Heynckes
受賞歴:ドイツ年間最優秀監督〔2013年〕
経歴:現役時代はボルシアMG、ハノーファーでプレー、西ドイツの名FWとして活躍した。引退後は指導者に転身し、1979年古巣ボルシアMG監督となる。’87〜91年バイエルン、’91〜94年スペインのビルバオ、’95〜96年ドイツのフランクフルト、’96〜97年スペインのテネリフェを経て、’97年レアル・マドリード監督となり、同年〜’98年シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇を成し遂げた。’99〜2000年ポルトガルのベンフィカ、2001〜2003年再びビルバオを指揮。ドイツに戻ると、スペインのスタイルをドイツサッカーに持ち込み、2003〜2004年シャルケ、2006〜2007年再びボルシアMG、2009年再びバイエルンを経て、2009年に監督となったレバークーゼンで攻撃的サッカーを披露して高い評価を得る。2011〜2012年シーズン、3度目のバイエルン監督に就任。2012〜2013年シーズン、ブンデスリーガ、欧州CL制覇に導き、年間最優秀監督に選ばれた。欧州CLを2つのクラブで制したのは史上4人目の快挙だった。同シーズン終了後、退任、監督業からも勇退した。ドイツサッカー界で最も成功した一人といわれる。
出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報