ユーノスチ(読み)ゆーのすち(その他表記)Юность/Yunost'

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ユーノスチ」の意味・わかりやすい解説

ユーノスチ
ゆーのすち
Юность/Yunost'

ロシアの月刊文芸誌。1955年にソビエト作家同盟の機関誌としてモスクワで発刊され、このときは発行部数10万部であった。イラスト入りで、文学・芸術・社会・政治など、扱うテーマは全般的である。初代編集長は作家のカターエフ。「青春時代」を意味するこの雑誌は、主として若者向けに編集されており、スターリン没後の「雪解け」時代にあって清新なイメージで若い読者たちに迎えられた。積極的に若手新進作家の発見、育成にあたり、アクショーノフの『同期生』(1960)、『星の切符』(1961)、ビートフの『かくも長き幼年時代』(1965)、ワシーリエフの『夜明けは静かだ!』(1969)、チトーフの『すべての死に面当てを』などの作品が同誌に初めて掲載された。

 ペレストロイカ(改革)時代の1990年、310万部という最高の発行部数を記録し、このときはボイノービチ、アクショーノフ、ボローディンマクシーモフなどの作品が発表された。ソ連崩壊後は大幅に部数を減らし、2000年には約1万5000部にまで落ち込んだ。

[大木昭男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む