ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ライヒャ」の意味・わかりやすい解説
ライヒャ
Reicha, Anton
[没]1836.5.28. パリ
ボヘミア生れの音楽理論家,作曲家。ボンの選帝侯のチェロ奏者をつとめていた伯父ヨーゼフのもとに学び,1785年選帝侯楽団のフルート奏者となって,若いベートーベンと交わった。 94年以降ハンブルク,パリ,ウィーンで活躍したのち,1800年パリに定住。 18年パリ音楽院の作曲教授となり,グノー,ベルリオーズらを育てた。作品は管楽五重奏曲,フルート二重奏曲などがある。
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