ラエネック(その他表記)Laënnec, René Théophile Hyacinthe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラエネック」の意味・わかりやすい解説

ラエネック
Laënnec, René Théophile Hyacinthe

[生]1781.2.17. ブルターニュ,カンペール
[没]1826.8.13. ケルアネック
フランスの医師。近代心臓病学,呼吸器疾患診断の基礎を築き,胸部臨床医学の父といわれる。パリ大学でナポレオン侍医 J.コルビザール師事,1804年に卒業。 16年ネッケル病院医員。 22年コレージュ・ド・フランス教授。 23年シャリテ病院医員。紙を円筒状に巻いた聴診器を発明,3年間患者のいろいろの音を記録し,死後病理解剖学的所見と対照して,これらの音がどういう病変から生じるかを確認した。彼の聴診法については,医学史上,最も価値の高い教科書の一つ『聴診について』 De l'auscultation médiate (1819) に詳述されている。

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