ラスタファリ運動(読み)ラスタファリうんどう

百科事典マイペディア 「ラスタファリ運動」の意味・わかりやすい解説

ラスタファリ運動【ラスタファリうんどう】

1930年にジャマイカで発生した社会宗教運動で,ラスタファーライRastafariとも。エチオピアのハイレ・セラシエ帝(戴冠前の名はラス・タファリ)を救世主と信じることからこの名がある。アフリカ出自を持つ人々の地位向上を希求する。ものごとの自然な状態をよしとし,それは長髪や食事規制に表れている。経済的には自助自立志向。ジャマイカの大衆音楽レゲエが有力な媒体となり,他のカリブ海社会や欧米のブラック・ディアスポラにも影響を及ぼす。→千年王国土着主義運動
→関連項目カリブ海ジャマイカマーリー

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む